大阪市中央区の治療院ブログ | 全国から来院があります！大阪市中央区の治療院ならひがし鍼灸接骨院です。

〜気分障害〜
・気分のムラが主な症状として表れる病気
　うつ状態のみを認める時はうつ病と呼び
　うつ状態と躁状態を繰り返す場合には、双極性障害（躁うつ病）と呼ぶ
・うつ状態では気持ちが強く落ち込み、何事にもやる気が出ない、疲れやすい
　考えが働かない、自分が価値のない人間のように思える
　死ぬことばかり考えてしまい実行に移そうとするなどの症状がでる
・躁状態では気持ちが過剰に高揚し、普段ならあり得ないような浪費をしたり
　ほとんど眠らずに働き続けたりする。その一方で、ちょっとした事にも敏感に反応し
　他人に対して怒りっぽくなったり、自分は何でもできると思い込んで人の話を聞かなくなったりする。

症例報告
うつ病
３０歳　大阪市　港区　男性　
幼少期から祖母からの虐待により精神を患いうつ病を発症
上記の項目のいくつかが該当する
問診を行い、出てくる言葉は
「自分は生きてる価値が無い」　「自殺のやり方をいつも考えている」などうつ病の方に
典型的な言葉を口にする

最初は母親から予約の電話があり
「当日じゃないと行けるかどうかわからない」という状態でしたが
最近は自発的に週１回は来院されるようになり
”笑いながら”お話出来るまでに回復

話す内容はどこにも違和感なく知識も豊富であり
本当は明るく、素直で人との関わりも積極的にできるタイプである

今までの治療経験は投薬のみで鍼灸治療は信じてなかったようである

１回目の施術では（昨年１０月ごろ）
　うつの患者様は冷えていることが多く
　足や背中に灸を施し遠赤施術などにより全身を温め
　福田、安保理論によるつむじ療法及び指先への刺激を軽めに施術

２回目
　「前回の施術から少し体が軽くなった」と本人から報告
　少しずつ刺激の量を増やし症状の変化に注視

３回目
　「施術による効果を実感（本人の発言）」
　このころから頭の緊張を緩める手技も追加
　引きこもっていたがさんぽを積極的にすることが出来るようになる


４回目から週１回で通院
　とても明るくなり”はきはき”と話すことが出来る
　週１回なら来院出来るようになる
　まだ週のうち３〜４日は動けない日がある

　現在に至る　


・精神的な問題になぜ鍼灸が効くのか？
　�@頭から指先まで”タイプ別”に詰まっている経絡の通り道を開通させることによる
　　　神経伝達および血流の増加
　�A温熱刺激による細胞の活性化
　�B他人とのコミュニケーションによる脳が活性化
　�C来院する歩行運動による筋肉の活性化
　などが考えられる

　完全予約制　初診料１０００円
　　　　　　　　　施術費　４６２０円

　予約電話　06-6947-9077

　次回は不安障害の患者様です
３５歳　神戸市　女性　専業主婦