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先日フットサルの試合中に転びそうになりネットにつかまった際に
腕が引っ張られて肩が外れたという20代の男性が飛び入りで来院されました。

まさか足を使う競技で肩を脱臼するなんて誰も思わなかったことでしょう。

簡単に肩関節脱臼について説明します。
発症原因　
　　肩に急激な重みがかかったり引っ張られたりすることによって起こる。
　　激しいスポーツや格闘技。
　　転倒など。

大きく分けると
前方脱臼と後方脱臼に分類される
前方脱臼：腕の骨が前の方に外れた状態
後方脱臼：腕の骨が後ろの方に外れた状態
ほとんどが前方脱臼です。

肩関節脱臼の症状
肩を動かすことができない：自分では動かすことができないが、他動による補助があれば動く
肩の丸みがなくなる（肩の部分に「くぼみ」ができる）

この患者様は今までに何回もはずれて自分ではめることが出来ていたのですが
今回ははまらなかったということで来院されました。

私がはめれるようになったのはゴルフ仲間によくはずれる人がいて
いつも指示通りにはめていたからです。
「ゴトッ」といって気持ちよくはまります！
痛いのは重々承知の上ですが
何のためらいもなく　”はめます”
結果的に痛みで苦しむ時間が減りますので。

私の得意な方法はヒポクラテス法といって
足で肩を固定しながら腕をけん引してはめていく方法です。
ちょっと足の匂いが気になるかもしれませんがほんの数秒ですので
我慢してください。
その後は安静にしていただきますので
三角巾で腕を吊ってお帰りいただきます。
１週間くらいは吊っておいてください。

あくまでも前方脱臼の方のみです。
後方や外方、上方に外れた場合は緊急で病院へ行ってください。
その他、軟部組織が関節に挟まっている場合もありますので
痛みが続くようでしたら整形外科へ受診してください。

保険適応の症状ですが医師の同意書が必要となりますので
痛くてそんなの待っていられませんし同意してくれるかもわかりませんので
実費施術のみとさせていただきます。

初診料２０００円
施術代４６２０円です。