ひがし鍼灸接骨院
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2023年10月08日 [鍼灸治療]

内臓の冷えは万病のもと

 10月に入り急に気温が低下してきました。
それと同時に胃腸の調子の悪い患者様も
増えてきました。

なだらかに気温が低下してくれれば自律神経も
正常にバランスを取ってくれるのですが
こんなに寒暖差があると自律神経の働きも間に合いません。

自律神経の調整も当院では施術しておりますが
内臓調整(おなかのマニュピュレーション)も
得意の一つです。

寒くなりますと血管も収縮して
内臓の血流も低下してしまいます。
小腸は成人で6〜7メートルありますが
この流れが悪くなったと考えてください。

「そりゃだめだろう」と誰もが想像つくでしょうが
どのような影響があるのか説明させていただきます。

・疲労感や倦怠感
・消化不良や便秘、下痢などの胃腸障害
・風邪やインフルエンザなどの感染症
・代謝低下や肥満
・免疫力の低下や自律神経の乱れ
・心臓病や脳卒中などの生活習慣病


内臓冷えを改善するには、温かい食べ物や飲み物を摂ることや
お腹を温めることが効果的です。
適度な運動やストレッチで血行を良くすることも大切です。

当院では内臓調整という施術でお腹を温めて
各臓器のアプローチを行います。

・まずは消化器系の流れを整えます
 口から食道→胃→十二指腸→空腸→回腸→回盲弁→大腸
 これらの流れに沿ってマニュピュレーションしていきます(手技)
・血流が良くなってきたら各臓器を一つづつ調整します

例えば
肝臓の右葉と左葉を直接触ることはできませんので
大腸の空気を利用して肝臓に圧力を加えて血流を改善します。

お腹の中心にある胃はとてもナイーブで
何かあると胃の入り口の噴門部という所が収縮して
固く短くなってしまいます。
これが逆流性食道炎や胃潰瘍の原因と言われてます。
これも手技によって緩めたり伸ばしたりします。

ほかにも心臓、脾臓、すい臓,肺、腎臓
それぞれにテクニックがあります。

各臓器が悪い訳ではなくて働きを促進させるための
施術になります。

お腹の不調を感じられてる方がいましたら
内臓の血行改善にお役に
立てるかも知れません。


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